2022年夏の旅1 熊野本宮大社

メールで届く集合時間と場所

新大阪駅 7:30 千成ひょうたん 外の大型バス乗り場集合

早すぎるけど予定より早く出発。コインロッカーへの最短距離を歩く朝6時半。

問題なく朝のコインロッカー到着。

御堂筋線で新大阪へ向かい、千成ひょうたん ってどこ?からスタート!↓

                         中央出口を出てこれでした。↓

千成ひょうたんを見つけ、下に降りるとバス駐車場があり、これかな。

早く着きすぎたのでトイレへ行き、飲物などを調達。

大型バスだったが何人いたんだろう。確か、26名だったか?メンバーは、家族、親子、カップルもいたけど一人参加も数名(ランチの席でわかる)。もちろん誰も知っている人はいない。それはそれで気が楽だ。

行先は、 2004年「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された熊野古道にある 以下がコース。

①熊野本宮大社&大斎原  

② 熊野速玉大社 

③那智の滝&熊野那智大社

そう、熊野は霊場でもあるのですね。のちほどわかります。

さて、どういう経路で行くのかさっぱりわからずだったのですが、 途中サービスエリアでの休憩も含め 結果的には関空から近い「夜、泊まる宿の泉佐野駅」を通過し阪和自動車道にて和歌山をぐるりと南部まで走り、田辺から入り最初のお社である熊野本宮大社まで行きは約4時間でした。長い!つまり前日、新大阪までバスで行き電車で大阪梅田に向かい、当日は新大阪から関空近くを通り越してぐるり、と半島をという行ったり来たり…!(途中下車ができないので仕方ないんですが)

そして熊野一帯には、田辺地域から山の方に入っていく。ちなみに後の北海道は札幌でお世話になるお店の主人が田辺出身。あとからわかる。不思議~

帰ってきてから熊野大社の本を読んでいるのですが(行く前に読め)

現代でもなかなか行きにくい場所なんだそうですね…。確かに熊野の存在を知ってからどうやって行こうか…何度かリサーチしたことがあったのだが、レンタカーで山奥に行くのは一人ではしたくない。他人とだとお任せになってしまいそう。以前奄美加計呂麻へ男と出かけたとき、運転で喧嘩になったことがあるので車の喧嘩はできれば避けたい。(石垣島など沖縄県内で地形や道が想像できる、運転の地域性がわかるところは問題ない。要は運転に関しては自分をあまり信用していない。)

ブログには書けてないのだが東国三社へも出かけて、その時のバスツアーで味を占めたのだ。熊野もバスツアーがあるならバスが楽。じゃないととても行こうとは思えなかった。実はあちこち出かけているのですが、アクセスが悪い場所はバスツアーを探せ。つまりそれほど熊野も奥深くかつてから熊野詣がされていた聖地だったのですね。

やっと到着 まずは熊野本宮大社。

主祭神 

家津美御子大神(ケツミミコノオオカミ) =素戔嗚尊(スサノオノミコト)

いつか行く予定だった熊野大社が目の前に。前日急きょ行こう!と決めた自分をほめたい。森の入り口両脇の狛犬に挨拶をする。(やっと来れた)

熊野本宮大社は本殿の上までが158段の階段を上がると手水舎にシンボルが居た。

クイズ。普通は何がいらっしゃるでしょうか?

はい

答えは

龍が多いですよね。しかしここは、

ヤタガラス=八咫烏。

足が三本のカラスがシンボル。自分はいつ知ったんだろう…。神社に興味が出るまで狛犬も2種類あったり、眷属が何かとか、ましてやヤタガラスがお導きの眷属なんて、地元か神社仏閣かサッカーに興味がなければ普通は知らないのでは?

実はこの八咫烏 カモタケツノミコトという名前が残っており、天の神様で、天照大神より指名された神様だったそうなんです。人間からカラスになったんかい?そして神武天皇を熊野へ道案内したとかなんとか。謎です。(というのは熊野大社のHPには書いていません)

手を洗いまた少し階段を上がると大きな注連縄。門の中の本殿は撮影禁止とか。

入った途端どなたかの祈祷のタイミング。ありがたくあやかって頭を垂れてみる。ぬかりない。

近頃は大層な大社、神社を訪問しても(来れました。ありがとうございます)どこどこの干支は何の誰です、と言うだけで満足。願いとか一切忘れてしまう。せめて健康とか家族の安泰とか唱えればいいのに、といつも後から思うのだが、そもそも

日本の神社を調べていくと神たちには2種類あって、古事記や日本書紀に出てくる伝説の神話の神と古代からある時代までの人間を神とあがめた神だということがわかる。

そしてシンボルとなるのは、建築物( 鳥居だったり本殿だったり 偶像もあるか)かなと思いがちだが、本来は自然…天地、太陽、月、星、風、雨、水(海・川・湖)、植物(木、花)、岩、石など自然を崇めるのが絶対なのだと思う。

歩く機会はなかったが熊野古道を歩けば樹々植物や天地や風の自然を感じるだろうな。バスで行っておいてナンだが…。

人間は神がいる、と想定して何か願ったり祈ったりするのだろうが、どんな名前のついた神が祀られていたとしても、神は自分の心の中に拝所があることに気づいてしまったので、自分は神社仏閣参拝とは人間にとって何なのだろう、と確かめたく足を運んでいるのかもしれない。

八咫烏の話に戻りますが、ヤタは大きい、という意味。そしてこの神様は加茂氏らしいですよ。。。となると京都?なかなか深いんです。

そうだ、時間がタイトだったのだ。ここではササっと参り、階段を降りて道路を渡った筋道の奥にかつてあったという 大斎原へも行かなければ。(この両方で50分しか予定がなかった。しかも小雨も降ってきた)

大斎原 (おおゆのはら)

日本一の鳥居だそう!

明治22年の大洪水で大斎原は大きな被害を受けたそう。以前は今の8倍の規模で五棟十二社、お神楽殿や能舞台もあったそうで明治24年に上四社が現在地へ移され、平成23年9月、紀伊半島大水害で大斎原や瑞鳳殿などに再び大きな被害を受けたが。平成26年には瑞鳳殿が再建され今は中四社、下四社、境内摂末社が祀られているそうだ。

※情報によるとこちらで細野晴臣氏の奉納演奏があったそうだ。ググると2004年。

伊勢神宮の時は行ったけどこの時期は東京で病んでいた時だな。。。そして沖縄に来る前の年。アイヌのOKI氏も出たのですね。レポートこちらに書いている方がいました。

廻りは田んぼ。青々と穂が育っていました。

残念ながら雨も降って時間切れ。ゆっくり古の空気を堪能するには時間がなさすぎですが、この後、移動してランチとなりました。

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