おいでよ、コザに「ミラクルシティコザ」②

2回目の鑑賞で気づいたことだけ少し書きます。

続きです。

まず、「世界で一番美しい少年」ではビョルン本人出演の過去と今、だったが、やっぱり当時日本で歌デビューし(利用されて?)ミーハーに仕立て上げられるアイドルとして日本との縁がこんなにあったのか!と(記憶にないのです)気づいたところと無意識に比較…してしまっていたのですが、

「ミラクルシティコザ」では当時の象徴的なドル、基地で働くアメリカー(あめりかぁ、と読む) 軍人たちは明日ベトナムに行って死ぬかもしれない。若者たちを相手に沖縄のコザの人たちも終わらない戦争を通して〝生きる”ことに執着していた時代、


となんというか〝まだ日本じゃない”沖縄・コザのリアルがほどよく再現されていて、あぁこんなだったろうな、昔のコザは、と。そして全てではないにしても、

例えばあの店、

壁、

路地裏

夜の娼婦たち

気配はまだまだ今のリアルコザにも形跡があることにドキッとさせられる。その廃退さ(いや、実際はここ数年めっちゃコザは活気があります)は決して消されてい
ないのだ。廃退なんて表現すると怒られそうですけど。

2回目だからこそ気づいたこと

現在と過去の映像色のトーン、
現代の孫・翔太が祖父のハル(INPACTのVolcal)の若かりし姿が桐谷健太サンとなるのだが、仕草口調は現代翔太まんま!
(桐谷さん、しょーもない翔太の言動etc…よくやりましたなw 感心しきり)

今昔それぞれのミュージシャン役もドンはまり。
あ~こんなオッサン、コザにいるよな~、、みたいな人、マジでいますから。

ビリーの老年役にまさかの…あの御大、ここでかぁ~、、いぶし銀!
ヒロイン・マーミー役の大城優紀サン唯一のエロくない一瞬のセクシーシーン!
沖縄では「辛いという字に棒いっぽ~ん♪」のCMの彼女。
とっても大役抜擢だっただろうな、あの細い身体での迫真の演技!

沖縄のネタは沖縄じゃないとわからないところもある。
特に言葉。しまくとぅば、方言、沖縄の言語なんて堅苦しい。

やっぱりここはしまの言葉、うちなーぐち。

お笑い、芝居のあるセリフはうちなーぐちに逃げるのが特にありがち(辛口)だけど、県内の観客だけ話が通じれば良いとそこだけ盛り上がってもしょうがない。
そういう意味で福島出身で沖縄在住のハル役・小池美津弘サンのうちなーぐちじゃない癖のある ナチュラル な存在はお見事としかいいようがない キャスティング。

「ミラクルシティコザ」は50年前のハル、死んじゃうけど死んじゃってドラマが始まる老いたハルと孫の翔太。不思議なトライアングルが展開するタイムトラベル・ロックムービーなのでした。

2回目の鑑賞は、平日夜のライカムということもあり、そんなに多い観客ではなかったけれど、ノリの良い世代なオバチャンの掛け声や笑い声、3回目の鑑賞の方と共に最後は上映後拍手。

お忍び?ヤクザの火元役の岸本 尚泰さんや、レイさんのお姿も発見。
自主的に来られた関係者3名とのショット、いただきました。こりゃ、すごい。

こそっとね、UP

監督及び役者さんの「○○行きまーす」tweetやFBの掛け声があるのでこれから観る方はぜひチェックされるとよろしいかと。ぜひ捕まえて、激励してください。

最後に。

劇中、ラストの方
ミュージックタウン音楽広場前で翔太のハルが最後に歌う劇中歌オリジナルは、50年前のメンバーに
「今、頑張らないと未来の俺が頑張れないんっすよ!」と翔太の声掛けで出来上がったオリジナルソング。

紫、コンデショングリーン、ときたらISLAND。
あのオリジナルソングは、名曲「Stay With Me」 へのオマージュソングなのではないかな~と妄想してみたり。(こちらは監督未確認。完全なる私の妄想です)

北谷のミハマコンプレックスでは、昼間は爆音!上映、
1/28からはプラザハウスのプラザシネマでも上映スタート!

しかも1日3回上映が決定!

(これはこれで客席少な目なので迫力あり、です。確実に)

全国では2/4以降、主要都市でスタート。ちなみに桐谷サンの誕生日だそう。
http://usaginoie.jp/theater/?id=miraclecitykoza

ロングランヒットなりますように、応援します!

「ミラクルシティコザ」
https://miraclecitykoza.com/

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