朝、宿の家の小学生男子がイブ(お母さん)に言われて
ヤシかバナナの葉を3センチ四方にカットし
(カットはおしゃべりしながらおばぁちゃんの午後の手作業仕事)
ご飯粒を乗せた小さなチャナンを庭のいくつもの神様に捧げ終え彼は学校に出かける。
チャナンをお供えしないときは東屋で妹とゲームではしゃぐいたって普通の男の子だ。
(日本では風習がないがいまどきの小学生でお供えを日課でできる子どもっているのだろうか?
かくいう自分もだが)
30年前のバリではもっとシンプルなものを見かけていたのだと思うが
並べる花の位置、お祈りする順番にも意味があり、
特にセンス良いお洒落なチャナンは基本を守りながら
この30年に進化したのではないかと感じた。
家の神様に
庭の神様に
道の神様に
海の神様に
さまざまに供えられたチャナンが美しく視界に入る。
夜になると朽ちて
朝早く箒で道ははかれ
再びチャナンが供えられる
万物のために
太陽のために
人の安全のために
んー、チャナンは観光詐欺とかにはきかないのかな~~笑